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令和7年3月19日 |
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令和7年度大学入学者選抜改革推進委託事業(生成AI等の活用) |
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1.企画競争に付する事項 | (1) | 事 業 名 | | 令和7年度大学入学者選抜改革推進委託事業(生成AI等の活用) | (2) | 事業の趣旨 | | 大学入学者選抜は、大学教育の機会を提供し、入学志願者の能力の伸長を期するための教育的取組であり、当該大学で学び、卒業するために必要な資質・能力等を備えた人材を適切に見いだすことが重要である。このため、大学入学者選抜においては、受験機会や選抜方法における公平性・公正性の確保はもとより、各大学のアドミッション・ポリシーに基づき、大学教育を受けるために必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力等を適切に評価・判定するため、さらなる入試方法の多様化、評価尺度の多元化が求められているところである。 このような大学入学者選抜の実施に当たっては、業務に携わる教職員等の負担の増大が大学関係者から指摘されているが、それだけの負担を以てしても、作問・採点におけるミスの発生等、課題が多くある現状である。特に作問業務については教職員の負担が大きく、研究時間確保の観点からも負担軽減の必要性が指摘されている。 これらの課題解決方法の一つとして、近年急速に技術が進展し、利用者が急増している高度な生成AIの活用が考えられるが、公平性・公正性が求められる大学業務においては、その活用可能性やリスクについて十分な検討を行う必要がある。
本事業においては、大学入学者選抜業務における生成AIの活用可能性と範囲を明らかにするとともに、各大学の入学者選抜業務において生成AIを活用する際の効果をシミュレーションする。 また、大学入学者選抜業務において生成AIを活用する際の、生成AIと教職員の適切な役割分担、機密性の高い情報を取り扱うための利用環境(セキュリティ対策を含む。)について一定のガイドラインを取りまとめる。 これらの成果を全国の大学に普及することにより、各大学での入学者選抜の効果的・効率的な実施を促進し、大学入学者選抜業務における公平性・公正性の確保や大学教職員等の負担軽減等、大学入学者選抜全体の質の向上を推進する。 | (3) | 事業の内容 | | 本事業においては、個別大学での入学者選抜業務における生成AIの活用について知見を集積するなどの調査研究を実施する。 具体的には、大学入学者選抜に係る業務負担について現状を十分に把握しつつ、以下に記載する「生成AI活用により期待される効果」及び「生成AI活用に係る課題」を踏まえ、T.に記載する調査研究を行い、大学入学者選抜業務への効果的な生成AIの活用方法及び機密性の高い情報を取り扱うための利用環境(セキュリティ対策を含む。)についてのガイドラインを策定する。この際、大学入学者選抜は、公正かつ妥当な方法により、適切な体制を整えて行うものであることを踏まえ、各大学の責任において、生成された内容の適切性を判断できる範囲内で利用するという前提で、生成AIと教職員が行う業務について、適切な分担の在り方に留意すること。 また、成果は全国の大学入学者選抜においても広く利用できるよう整理し公表する。
【生成AI活用により期待される効果】 ・大学教員が教育研究活動と並行して良質な問題の作成に取り組むことへの業務負担が増大している現状において、作問作業の補助的役割としての生成AI活用による教員の負担軽減(アイディア出し及び壁打ち、たたき台の推敲、難易度シミュレーション等) ・校正作業への生成AI活用によるミスの防止 ・採点、合否判定等における補助的役割としての生成AI活用による業務負担軽減、ミスの防止 ・出願受付、出願資格確認作業等への生成AI活用による業務負担軽減、ミスの防止
【生成AI活用に係る課題】 ・生成AIによる生成物の内容の適切性を判断する責任体制の整備、知見の収集 ・学習データやプロンプトの内容等によるバイアスが生じないよう、公正性を確保した利 用方法の検討 ・利用する端末やアカウントの安全性を考慮した適正利用 ・ネットワーク環境に即したセキュリティ対策の構築及び適切な情報の取扱いの確保 ・個人情報やプライバシー、著作権の保護のための適切な措置
T.調査研究事項 本事業では、大学入学者選抜業務において教職員の負担軽減の必要が指摘されていることを踏まえ、特に負担軽減の観点からの生成AIの活用及び機密性の高い情報を取り扱うための利用環境(セキュリティ対策を含む。)を主眼として、次の調査研究事項を実施すること。 なお、本事業においては、実際の大学入学者選抜業務における生成AIの活用は要件としない。
・大学入学者選抜業務への生成AI活用により期待される効果及び課題の解決を踏まえた、個別大学での入学者選抜業務における生成AI活用可能性の範囲の検討 ・大学入学者選抜業務において生成AIを活用した場合の負担軽減効果等に係るシミュレーション ・生成AIの安全かつ適正な利用、情報セキュリティの確保、個人情報やプライバシー・著作権の保護、公正性の確保、適切な責任体制の構築など、大学入学者選抜業務において生成AIを活用する場合の留意点について、各大学の利用に資するガイドラインの策定
U.留意事項 ・「人間中心のAI社会原則」(平成31年3月29日、内閣府統合イノベーション戦略推進会議)、「AI事業者ガイドライン(第1.01版)」(令和6年11月22日、総務省・経済産業省)、「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」(令和6年12月26日、文部科学省初等中等教育局)等、生成AIに係る政府方針や考え方を踏まえて実施すること。 ・本事業の成果は全国の大学への周知・普及を前提とし、各大学における活用可能性を広げることを踏まえ、特定の選抜区分や実施方法にとどまらない汎用性のあるガイドラインの策定を検討すること。 ・情報セキュリティの確保等の検討に当たっては、「政府機関等のサイバーセキュリティ対策のための統一基準群」も参考にすること。
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2.企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項 | (1) | 予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。 なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約の締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。 | (2) | 文部科学省の支出負担行為担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。 | (3) 国内に事業所を有し、迅速かつ具体的な連絡・調整が可能なものであること。 |
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3.参加表明書の提出 | | 参加表明書の提出は不要とする。(ただし、企画提案書の提出に必要な公募要領等は、下記の「本件担当、連絡先」にて書類を交付又はダウンロードすること。) |
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4.企画提案書の提出方法等 | (1) | 企画提案書の提出方法 | | 公募要領等に示したとおりとする。 | | | (2) | 企画提案書の提出期限等 | | 提出期限:令和7年5月9日(金)18時必着 | | 提 出 先:gaknyusi@mext.go.jp |
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5.説明会の開催日時及び開催場所 | | 開催日時:令和7年3月26日(水)14時 | | 開催場所:オンライン |
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6.事業規模(予算)及び採択件数 | | 公募要領による。 | | | 7.選定方法等 | | 審査基準等に基づき、外部有識者による事業委員会において、提出書類に対して審査を実施する。 | | | 8.誓約書の提出等 | (1) | 本企画競争に参加を希望する者は、企画提案書の提出時に、支出負担行為担当官が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。 | (2) | また、業務の一部を再委託することが認められており、かつ、企画提案書の内容に業務を別の者に再委託をする計画がある場合は、その再委託先も同様の誓約書を提出しなければならない。 | (3) | 前2項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の企画提案書を無効とするものとする。 | (4) | 前3項は、支出負担行為担当官が誓約書の提出を要しないと認める場合は適用しない。 | | | 9.その他 | | 本件に関するその他必要事項については、公募要領等によるものとする。 |
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【本件担当、連絡先】 | 住 所: | 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3−2−2 | | 担 当: | 文部科学省高等教育局大学教育・入試課大学入試室入試第一係 | | 電 話: | 03-5253-4111(代) (内線4904) | | E-mail: | gaknyusi@mext.go.jp | |
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